アオカミキリモドキ

分類

コウチュウ目カミキリモドキ科

分布

日本全国(北海道から九州)

生息地

平地から山地の、森、林、草むら、河原など

大きさ

10~16ミリメートル

時期

5~8月(特に初夏から夏にかけてよく見られます)

説明

体は細長く、頭や胸、足が明るいオレンジ色(橙黄色とうこうしょく)をしています。背中の羽(上翅じょうし)は、太陽の光に当たるとキラキラと緑色や青緑色(メタリックグリーン)に輝き、とてもきれいです。カミキリムシに似て長い触角しょっかくを持っていますが、カミキリムシと違って体がぶよぶよと非常に柔らかいのが特徴です。昼間は木の葉っぱの裏などで休んでおり、夕方になるとクリなどの花に集まって花粉や蜜を食べます。幼虫は、湿った針葉樹しんようじゅの朽ち木(腐った木)などを食べて育ちます。アオカミキリモドキは、鳥などの天敵から身を守るために、体の中に「カンタリジン」という強い毒を持っています。虫をうっかり手でつかんだり、体に止まったときにつぶしたりすると、足の関節などから黄色い体液(毒液)を出します。この液体が皮膚につくと、数時間後に火傷やけどをしたときのような痛い水ぶくれ(水疱すいほう)ができてしまいます。そのため、別名「やけど虫」とも呼ばれています。

もし見つけたら?
・絶対に素手でさわらないようにしましょう。
・もし体にとまったときは、たたきつぶさず、息を吹きかけたり、紙などを使って優しく払い落としてください。
・万が一、つぶしてしまって毒液が皮膚についたときは、すぐにきれいな水でよく洗い流して、ひどいときは病院(皮膚科)へ行きましょう。