ヒメシロコブゾウムシ

分類

コウチュウ目ゾウムシ科

分布

日本全国(北海道、本州、四国、九州、沖縄)

生息地

平地から山地にかけての雑木林、草地

大きさ

11~14ミリメートル

時期

4~9月

説明

全身が白っぽい消しゴムや、ごつごつした岩のような不思議な姿をしています。実は体の本当の色は「黒色」ですが、表面が「灰白色かいはくしょく」の細かい粉のようなうろこ(鱗片りんぺん)で覆おおわれているため白く見えます。シロコブゾウムシと似ていますが、やや小さく背中の中央付近が黒いのが特徴とくちょうです。成虫は、ヤツデ、タラノキ、ウドといったウコギ科の植物や、シシウドというセリ科の植物の葉っぱが大好きです。これらの葉っぱの上を探すと、見つけやすいです。多くの昆虫は羽を広げて飛びますが、ヒメシロコブゾウムシは後ろの羽(後翅こうし)が退化して小さくなっているため、空を飛ぶことができません。いつも足を使ってゆっくりと歩いています。敵(鳥など)が近づいてきて危険を感じると、葉っぱからポロッと地面に落ちて、足をきゅっと縮めて「死んだふり(擬死ぎし)」をします。地面に落ちると、ごつごつした体が泥や小石にそっくりで見つけられなくなるため、身を守るための知恵です。