昆虫やミミズなどを食べる肉食性で、うろこが金属のような光沢あるトカゲです。子どものニホントカゲは黒と金色のしまもようで、尾は光沢のある青色をしていますが、大きくなるにしたがって尾の青色がなくなっていきます。繁殖期になるとオスはのどの下が赤くなり、互いの頭部を差し出しては相手が噛みつくという行為を、交互に行って争います。これは儀式的なもので、相手の頭部を噛み砕いたりすることはなく、相手の大きさや力を測っていると考えられています。4~5月に交尾をし、5~6月にメスは石の下などに5~16個の卵を産み、ふ化するまで汚れをなめたり、卵の位置をかえたりして熱心に世話をします。トカゲの仲間の多くは、敵におそわれると自分の尾を切ります。これを「自切」といいます。切り離された尾は、しばらくの間くるくると動きまわることによって敵の眼を引きつけますが、そのあいだに自分は安全なところに逃げることができます。尾はしばらくするとまた生えてきます。