私たちがふだん「アゲハチョウ」と呼んでいるのは、ほとんどがこのナミアゲハです。黄色と黒のしま模様が美しく、街中でもよく見かけます。幼虫はミカン、ユズ、サンショウなど、柑橘類の葉っぱを食べて育ちます。庭のミカンの木によく卵が産みつけられます。生まれたばかりの幼虫は黒くて鳥のフンのような見た目ですが、大きくなると鮮やかな緑色に変身します。つつくと頭からオレンジ色の角を出して、柑橘類がくさったような強いにおいを出して敵をおどかします。幼虫は秋の終わりにサナギになり、そのまま冬を越して翌春に美しいチョウになります。