クマバチ(キムネクマバチ)

分類

ハチ目ミツバチ科

分布

日本全国(北海道、本州、四国、九州、屋久島など)

生息地

平地から山地の林縁、公園や住宅街

大きさ

18~25ミリメートル

時期

3~10月

説明

全身が真っ黒で、動物のクマのように毛がふさふさしていることから「クマバチ」と名付けられました。そして、胸のまわりだけに、まるでベストを着ているような鮮やかな黄色の毛が密生みっせいしているため、正式には「キムネクマバチ(黄胸熊蜂)」と呼ばれています。スズメバチのように他の虫をおそって食べることはなく、ミツバチと同じように花の蜜みつや花粉が主食です。とても温厚おんこうな性格で、こちらからいたずらをしたり、手でつかんだりしない限り、人を刺すことはありません。春先、空中で1カ所にとどまって「ブーン」と飛び続けている(ホバリング)のはすべてオスです。オスは目が大きくて、顔の真ん中に黄色い逆三角形の模様があります。メスを探すために近づいてきますが、オスは針を持っていないので、絶対に刺しません。メスの顔は真っ黒です。卵を産むための針(毒針)を持っていますが、いつも花に夢中で人間には興味きょうみがありません。メスは、頑丈がんじょうなアゴを使って、枯れ木や古い木製の柱などにきれいな丸い穴をあけます。木の中に長いトンネルの巣を作り、その中に花粉と蜜をまぜて作った「花粉だんご」を置いて、子育てをします。