オオハナアブ

分類

ハエ目ハナアブ科

分布

日本全国(北海道、本州、四国、九州、沖縄)

生息地

平地から山、身近な公園や畑、家の庭などの開けた場所

大きさ

11~16ミリメートル

時期

3~12月

説明

体は黒っぽく、お腹に太くて目立つオレンジ色(黄色)の帯おび模様があります。ずんぐりとした丸っこい体型をしています。一見すると「ミツバチ」や「スズメバチ」の仲間にそっくりですが、これは敵に襲おそわれないようにハチの姿に化けて(擬態ぎたいして)身を守るためです。ハチのハネは4枚ありますが、オオハナアブのハネは2枚しかありません。見た目はハチに似ていて「ブーン」と大きな羽音を立てて飛びますが、ハチのような毒針は持っていないので、人間を刺すことはありません。また、他の一部のアブのように人の血を吸うこともありません。とても安全でおとなしい昆虫です。成虫はいろいろな花にとまって、蜜みつや花粉を食べています。花粉を体に付けて別の花へ運んでくれるため、植物が子孫を残すのを手伝う「良い虫(益虫えきちゅう)」として知られています。幼虫は水の中でくらし、水底にあるドロや、腐った植物(落ち葉など)を食べて水をきれいにしてくれます。お尻に長い呼吸用の管くだを持っていて、その姿から「オナガウジ」とも呼ばれています。